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2.バウンダリスキャン命令

バウンダリ・スキャン回路は、3つの必須IEEE1149.1テストに対応している必要がある。EXTEST、SAMPLE、BYPASSの3命令である。

 

・EXTEST(外部テスト)

外部テスト(EXTEST)命令により、システムのIC間の相互接続が未接続か短絡故障かをテストすることができる。EXTESTが図1に示されるシステムで実行されると、あるデバイスから指定ネットに値をドライブし、同じ値が他のデバイスから見られるかどうかを判断することによりU1とU2間の接続(ネットa,bおよびc)をテストすることができる。これは、BSR(Boundary Scan Register)を通してそれぞれが特定のピンに配置されるまで、ピンごとのデータをシフトすることによって判断される。その後、スリーステート信号の値に基づき、I/OパッドがBSRの当該ビットの値を出力するか、I/Oパッドからの入力値でBSRの当該ビットの値が更新されるか、の何れかが行われ、その値がTDOからシフトアウトされる。

・SAMPLE

通常の動作中に、I/Oでデータを観測できるようにすることによって、SAMPLE命令は、システムのデバッグおよび故障診断に役立つ。全I/Oデータは、TDOからテスト・ホストにシフトアウトできるようにして、同時にBSR内に取り込まれる。各I/Oバッファは双方向なので、I/Oパッドの値やスリーステート・コントロール信号の値などのデータがそれぞれのI/Oパッドごとに取り込まれる。

・BYPASS

BYPASS命令は、TDIで受け取ったテスト・データは、バイパス・レジスタからTDOにシフトアウトさる。シフトアウトされたデータは次のデバイスのTDIに送られる。

デバイスがテスト操作に属していない場合、BSRがバイパスされるので、テストのスループットが向上する。

 


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 更新日:'97/11/08 M.tanaka


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